☆　実車紹介　☆

EMU700型は、台湾鉄道管理局が日本から輸入した、第4代通勤型電車です。
台湾鉄道管理局の各駅停車用の車両不足を解決するため、最初から8両固定編成で製造されました。

2007年3月に、最初の3編成・計24両が日本車輛製造より落成後、台湾に輸出され、他の17編成・136両は日本からの技術支援の下で台湾車両にて製造されています。

8両20編成、計160両が西部幹線の区間車(各駅停車)を中心に運行されています。

運用距離が最も長いものでは、基隆〜嘉義(291.8km)を区間車として走る列車に充当されます。
また、区間快車の場合、沙鹿〜花蓮(海線経由・359.6km)の列車に充当されます。
どれも熱海〜黒磯間(上野東京ライン経由)の267.9kmよりも長い運転距離です。

なお、台湾現地の鉄道ファンでは、ドラえもんに登場するスネ夫(中国語名：阿福)の尖った口に似ていることから、「阿福」とも呼ばれています。



★　製品の仕様　★

・先頭車側面、ノーズ横のTRAのロゴを忠実に再現。
・車番は全車両印刷済。
・ボディマウント式カプラーを標準装備。
・ドア口ステップを駅ホームの高さまで上げた、バリアフリー対応仕様として製品化。
　　旧製品と比較してドアの大きさが異なるのが特徴です。
・ディスプレイ用車両につき、ヘッドライト、テールライトは点灯しません。ご了承ください。



◎　その他の情報　◎

・メーカー品番：NS3514
・サイズ：Nゲージ
・編成両数：1両
・収納形態：アクリルケース