☆　実車紹介　☆

35FPK10500形客車は、キョ光号として使用されている客車です。
日本で言えば、急行にあたります。
1995年より台湾の唐栄重工(現在の台湾車輛)にて製造され、自動ドアが1両あたり2箇所あり、エアコン室外機が屋根上にあるのが特徴です。

今でも現役でキョ光号として運転されていて、実際に乗ると、客車は静かで、いいもんですなぁ！


この車両セットに入っている、35DC10500形食堂車ですが、この車両が運転を開始したとき、数十年ぶりに台湾の鉄道に食堂車が復活したことで、台湾は大フィーバーでした。

一段、窓が高いところにある箇所が、食堂スペースで、その反対側はソファスペースとなっています。


また、35BCK10600形ビジネスクラス車は、夜行列車として運転される際、1両だけ連結されていました。
通常のキョ光号は、左右各2列でしたが、ビジネスクラス車は2列と1列で、シートピッチが広い上にリクライニングの角度も大きかったです。


キョ光号は、普段は8両編成での運転ですが、祝日や大型連休になると11両、もしくはそれ以上で運転されることもあります。
私が今まで見た限りでは、最長で13両編成がありましたよ。

なお、非電化区間では、ディーゼル機関車に電源荷物車を連結して運転される光景が、南廻線で現在でも見られます。



★　製品の仕様　★

・機関車はヘッドライト、テールライト、ともに点灯可能。
・車番は全車両印刷済。
・ボディマウント式カプラーを標準装備。
・客車は普通車、ビジネスクラス車、食堂車を収録。
・付属パーツにて、アーノルドカプラーへの交換も可能。
・車体側面の手摺は、別パーツでの取付となります。
・テールライト用プリズムを標準装備。
　　室内灯を取付けることで、テールライトも同時に点灯します。



◎　その他の情報　◎

・メーカー品番：VT1019
・サイズ：Nゲージ
・フライホイール搭載動力ユニットを装備し、パワフルかつスムーズな走行を実現。
・編成両数： 5両
　　　　R100形機関車　1両
　　　　35FPK10500形キョ光号客車　1両
　　　　35PC10500形ロビーカー　1両
　　　　35DC10500形食堂車　1両
　　　　35BCK10600形ビジネスクラス車　1両
・最少通過可能半径：R249mm
・テールライト：点灯可能
・ヘッドライト： 点灯可能
・対応室内灯：OP5-005
・付属品：ディーゼル機関車用手すり、客車用手すり、交換用アーノルドカプラー